キャンディーズ・チアガールズとは、70年代に活躍したアイドルグループのキャンディーズの女性だけの私設ファン団体である。 [キャンディーズ・カンパニー]発足後に結成され、全キャン連やスパキャン等の私設ファン団体とは別に独自の応援活動を展開していた。 ※チアの情報を御存知の方はご提供をお願い致します。 1.概要 †1977年頃からコンサート会場などで知り合い意気投合した女性ファンたちが「女の子だけのファン応援団を作ってみたい」と女性ファンに呼びかけ徐徐に人が集まり、独自の応援チームと呼べるような人数に膨らみ始めた矢先の1977年7月17日に解散宣言、そのまま消滅するかのように思われたが、応援チームのメンバーの中に松山正明の知人がいたため[キャンディーズ・カンパニー]を活動拠点としたキャンディーズ・チアガールズが正式に結成された。 その際、カンパニーが発行していた機関紙「週刊少年キャンデー 第3号」やキャンディーズタイムズにチアガールズメンバー募集の記事を掲載し短期間に全国規模でチアガールズの組織を展開していくこととなる。 結成された時期が1977年10月以降ということもあり、自ずとキャンディーズ解散までの応援、レコード売上の支援が主な活動となった。 また、キャンディーズ・カンパニーの電話番もボランティア精神で率先して従事していた。が、チアガールズは学生がおもなメンバーだったため学校が終わるとカンパニーに直行して支援、応援活動をして、終電で帰宅するという女の子も少なくなかった。 キャンディーズ解散時のチアガールズの全国会員数がどれくらいであったかは全キャン連同様に不明であるが、[キャンディーズタイムズ 1977年11月10日発行 第10号]の募集記事に、「現在会員数235名で来春までになんとしても2,000名!」と記述されていることから最終的には相応の会員数がいたと推測できる。 2.組織体制 †キャンディーズ・チアガールズは、ピンクの会員証を発行し、ピンクのハッピも手作りで製作していた。 ※全国展開していたチアガールズの組織情報を御存知の方は情報提供をお願い致します。 3.活動 †チアガールズの活動時期は前述のように1977年10月以降ということもあり、キャンディーズがマスコミから激しいバッシングを受けてる最中の応援ということで非常に厳しい一面もあったと思われる。 ●チアガールズの77/12/31〜78/1/1のスケジュール
4.終焉 †キャンディーズ・カンパニー発足後に結成され、短期間であったがめまぐるしく支援応援し、最初で最後に結集したファイナルカーニバルを迎えてキャンディーズとともに活動を停止し解散した。 5.出典、参考文献 †・週刊少年キャンデー第3号 |