ファンクラブ及び関係機関が発行したキャンディーズ情報紙のすべてをみなさんのご協力で網羅したいと思っております。 キャンディーズは誰もが認める70年代最高のアイドルコーラスグループでした。 にも関わらず彼女たちの残した業績、軌跡等正しく伝え残している文献は意外にも少ないのが不思議なところ。 一般の雑誌はともかく、本来なら渡辺プロダクションの「友の会」が強力にプッシュするべきところなのだが、友の会が発行していたのは「YOUNG」という月刊誌のみ、友の会の中のキャンディーズファンクラブでさえ、キャンディーズが活躍した4年半の間に発行した会報は僅か13紙という少なさ。 これでは現在の若年のファンの方がキャンディーズのことを詳しく知ることができないのも頷ける。 そこでファンクラブ及び関係機関が発行したキャンディーズ情報紙のすべてを公開しようと考えたのである。 会報と言えども限られた紙面に記事を載せていくので構成や添削の文字数調整の関係で、その記事が事実を正しく伝えきれていない部分もあったり、誤記もあったりしますが、それを差し引いても当時のキャンディーズ、スタッフ、ファンのナマの記録を公式に残した資料文献としてこれ以上のモノはありません。 その当時、ファンだった人、関係者だった人には大変懐かしく思われるでしょうし、読み返す毎に何か忘れていたものを思い出すかも知れませんし、何か発見をそこに見出すかも知れません。 また、若年のファンの方には一般の雑誌の情報等では今迄知り得なかった当時の生きた情報を体感できると思います。 若年ファンの今の年齢と差して変わらない当時のファン、スタッフがどのような思いでキャンディーズを愛し支えていたか、その思いにキャンディーズはどう応えて成長していったか… 3人とファンとスタッフが守り育てた「キャンディーズ」、「キャンディーズとファンの絆は強かった。」と大里会長は言っておられましたが、その意味の一端でもこの資料の中から感じ取って頂けたら嬉しく思います。 尚、転記にあたっては製作当時の発行者のオリジナリティーを尊重して全文をそのまま無修正で記載します。 紙面一面全部をスキャナー等で取り込んですべての活字が判読できる状態でWEB画面上に掲載するのは現在では著作権法を含め様々な法律に抵触する可能性が極めて高いので大変な作業ですが充分注意を払って確認しながら転記しております。 従って誤字、脱字があっても、それは原文がそうなっているとお考え下さい。 原紙をお持ちの方で原文と比較され転記誤記と判断できる場合は御指摘をお願い致します。 記事同士を比較して誤記とわかる部分については記事文中に ※(誤) で注意書きを記してあります。 また、原文をそのまま転載するので紙面に記載されている個人の名前もそのまま公開いたします。 但し、記事中にある個人の住所と思われる記載についてのみ秘匿性の観点から都道府県市区町村名までを記載し、番地以降の情報と個人の電話番号については○に置き換えさせて頂きます。 記事中にあるインフォメーション、プレゼント、募集、各種申し込みに記載されている住所、電番号等は当時のものですので連絡等なさらぬようにお願い致します。 ※その他機関紙情報を御存知の方は書込みをお願い致します。 1.キャンディーズファンクラブ紙 †・1973年12月 日発行 キャンディーズニュースNO1 ※会報第9号に発行日が記載されていません。どなたか御存知の方がおられましたら御連絡下さい。 2.キャンディーズタイムズ †F.C関東支部会報 †・キャンディーズタイムズ 1975年12月26日発行 創刊号 ※現在転載中 F.C全国支部機関紙 †・キャンディーズタイムズ 1976年5月10日発行 第2号 ※どなたか第7号をお持ちの方は情報提供をお願い致します。 全国キャンディーズ連盟機関紙 †・キャンディーズタイムズ 1977年9月10日発行 第9号 ※現在転載中 ※どなたか第12号以降お持ちの方は情報提供をお願い致します。 3.週刊少年キャンデー †この会報は名前のとおり本当に毎週発行していたようである。カンパニー発足から解散までの7ヶ月の間にできるかぎりの情報を発信しようと試みた事が伺える。毎週発行なのでさすがに、記事の添削、紙面構成、印刷方法、発送にいたるまで一週間内ですべてをこなせるだけの仕上がりとなっている。印刷自体もガリ刷りのような粗さで薄くて読めない箇所もあったり、毎週の新たな記事も間に合わない場合も多々あったと見られ、イラストやまったく関係の無いF−1レースやプロ野球の結果等も挿入し、紙面を埋めていたりする。 この異色な会報「週刊少年キャンデー」を君も心して読め!!! ・週刊少年キャンデー 創刊号 ※どなたかお持ちの方は情報提供をお願い致します。 |