そっくりショーとは、1964年11月3日から1969年3月25日まで(第1期)、1970年10月16日から1974年9月28日まで(第2期)、そして1977年1月8日から同年9月24日まで(第3期)、よみうりテレビ製作・日本テレビ系列で放送されていた30分放送枠の視聴者参加型バラエティ番組である。
視聴者の推薦により、ある有名人のそっくりさんが出場し、そっくりぶりを競う番組だった。


※その他この番組の情報&画像をお持ち&御存知の方は書込みをお願い致します。

1.概要

毎週、一人の有名人のそっくりさん(及び、本物のゲスト)を5人迎え、その週から一人チャンピオンを決め(毎週のチャンピオンには中規模のトロフィーと副賞の賞金5万円)、何人かそろった所でチャンピオン大会を行い、グランドチャンピオンになると天井から紙吹雪(井上順司会時代は紙テープも)が降り、推薦者と共にヨーロッパ旅行(当初はエールフランスが協賛)と副賞の賞金10万円とゴールデントロフィーが贈呈される。

ゲストが歌手の場合は、そっくりさんはその人の持ち歌を歌う。歌を出していない有名人の場合は、その人のイメージに合った歌を歌ったり、振り付けをしたりした。

この番組の最終回(第3期)1977年9月24日放送がキャンディーズ特集であった。
サブタイトルは「最終回だよ!キャンディーズ特集」
大阪池田市民文化会館での公開録画放送となった。

2.出演者(最終回放送時に限定する)

司会:井上順

審査員

・うつみ宮土理

・福田一郎

・一ノ宮はじめ

・キダ・タロー

・ゲストのキャンディーズ

オープニングに「年下の男の子」、審査員の審査中に「アン・ドゥ・トロワ」の2曲を歌う。

3.内容

3人5組みで容姿、歌(1コーラス)、振り等のそっくりぶりを競いメンバー1人ずつのチャンピオンを決めるルールとなっていた。
会場に詰め掛けたファンもそっくりさんたちが歌う曲に合わせて熱いコールを送っていた。
特に雰囲気や表情がすごく似ているそっくりさんが登場するたびにファンの声援が一層熱くなったりしていた。
キャンディーズも審査員としてコメントを求められた時、髪型や顔の輪郭、二の腕の部分とかパーツに対して自分たちに似ているとか、全体の雰囲気がすごく似ているといったコメントを優しく丁寧に笑顔で答えている。

※そっくりさんのお名前は現在の御本人と想定しにくいように敢えて平仮名で記載しています。

1組目の曲「暑中お見舞い申し上げます」

メンバー出身そっくりさん最終結果
ミキ福岡はたのひろこ
ラン京都ひなたかずこランちゃんのチャンピオン
スー山口ふるかわともよ

2組目の曲「年下の男の子」

メンバー出身そっくりさん最終結果
ミキ茨城おかだふみえ
ラン群馬おおかわきくこ             
スー千葉こばやしゆみこ

3組目の曲「暑中お見舞い申し上げます」

メンバー出身そっくりさん最終結果
ミキ名古屋ふじおかよしこ
ラン名古屋うえだちづよ
スー大阪まるやまあつこスーちゃんのチャンピオン

4組目の曲「春一番」

メンバー出身そっくりさん最終結果
ミキ岐阜にしたにれいこ
ラン山口つじみさえ
スー岡山さえきなみえ

5組目の曲「年下の男の子」

メンバー出身そっくりさん最終結果
ミキ広島うめざわきょうこミキちゃんのチャンピオン
ラン大阪もりたまゆみ
スー熊本いけだともこ

結果発表後にチャンピオンのそっくりさんキャンディーズに本家キャンディーズが優勝のトロフィーと副賞の5万円と ハワイ旅行を進呈し、エンディングには過去のそっくりさん(内藤やす子、桜田淳子、ずうとるびの江藤、研ナオコ、山城新吾、三浦友和、 沢田研二、加山雄三)も登場して番組の、最終回の最後を飾った。

以後同局での「そっくりショー」の第4期は製作されることはなかった。

4.現存する映像、音源

この「そっくりショー」は視聴者参加番組のため諸般の事情により再放送は一度もされず、局にマスターテープは保存されていると思われるが 映像ソフト化は殆ど無理であると思われる。 当時の一般視聴者がビデオデッキを気軽に購入できたとは思えず、カセットテープに個人で録音された音源が現存するのみである。

5. 出典、参考文献

・Wikipedia
・個人所有の当時録音したテープ


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Last-modified: 2019-11-23 (土) 15:06:40